東大寺の大仏
鹿がところどころに。
日本の歴史を感じる
夜になるとライトアップされる
大仏さんといえば奈良県。盧遮那仏(るしゃなぶつ)が最も代表的です。
重要文化財の一種である国宝に指定されていて、知恵と慈悲の光に包まれた仏です。金剛力士像が再建していることでも有名であり、こちらも国宝に指定されています。
わずか69日で造られたという仁王様の姿は見るものを魅了します。運慶や快慶など慶派の仏師による仏像彫刻の最高傑作と称されています。世界最大の木造建築である「大仏殿」内にある大きな柱は、大仏さんの鼻の穴と同じ大きさといわれ、くぐり抜けると無病息災のご利益があるとされています。
東大寺は天平15年、聖武天皇が仏教の力で人々の心を一つにするため大仏建立を決意を発表、天平勝宝4年に盛大な開眼供養が営まれた。境内には大仏殿をはじめ、お水取りで知られる二月堂、法華堂が立ち並び、建築や仏像など華やかな天平の世界に触れることができます。