弘前城。あっぱれな景観です。
桜でにぎわう弘前城。
ここは青森市
東北で唯一の江戸時代から残る弘前城の天守。弘前城は津軽を統一した津軽為信が計画し、二代藩主信枚が1611年に完成させたといわれています。
当初の天守は五層で本丸西南隅に構築されていたが、築城から16年後の1627年に落雷により焼失しました。現在の天守は、江戸時代末期の1810年九代藩主寧親により、本丸辰巳櫓を解体新造したものです。建築年代は新しいですが、濠側の東・南両面には鉄扉窓をつけず、矢狭間だけとし、また、一・二層にはその中央に張り出しをつけ切妻破風、石落としを設けるなど子形式になっています。江戸時代に建築され、現存する天守としては、東北地方唯一のものであり、小規模ではありますが、全国の城郭天守の中でも代表的なものです。
弘前城の城郭に広がる弘前公園は、ソメイヨシノを中心に52種、2600本もの桜が咲き誇る日本屈指の名所。見どころ満載で、桜とお城のコラボレーションは絵になる美しさです。